こんにちは、tuuzu編集部です。現代の子育てをする上で、どうしても頼ってしまうのが、スマホやタブレットではないでしょうか?そして、スマホやタブレットに頼ってしまう事に罪悪感を抱いてしまう方も多いと思います。インターネットもあまり普及しておらず、スマホやタブレットなんて珍しい時代であれば、スマホやタブレットが無い中で子育ての方法を考える事は当然の事ですが、私たちが子育てをしているのは「今」です。良くも悪くも便利なモノが無数に存在する現在ですので、ママやパパは当然のようにスマホやタブレットを使いますし、子供はそれを見て育つ環境が普通です。好奇心の塊の子供は、ママやパパが使っているものは気になり興味を示すのは至極当たり前のことですよね。スマホを使うことが日常的になっている現在は、子供にスマホを使わせないと言う子育ては中々難しい状況だと思います。
スマホを使う事で抱えてしまう、不安や心配事というのは、子供への目や発育への影響といった、子供への影響を考える親心からだと思います。
スマホの子供への影響ってどうなの?
テレビやインターネットから様々な情報を取得できる現代ですので、良い情報から悪い情報、嘘なのか本当なのか分からない情報まで目にしてしまう機会があります。また、不安を煽る情報にばかり目がいってしまう事もあり、調べれば調べるほど心配事や不安な気持ちというのは増大してしまうものです。確かに、心配事の根源となっているリスクは回避するのに越したことはないです。ただ、何事にもリスクというのは付き物と言う事を忘れずに、良い方法がある事を取り入れて実践することが良いと思います。
スマホを使うと目が悪くなる?ブルーライトって何?
ブルーライトは目に良くないといった情報を目にした事がある人も多いと思います。スマホを使うことで、目が悪くなる!とか、失明の危険が!?とか、子供の発育に影響が!とかの情報の多くは「ブルーライト」の影響としている事がほとんどです。
スマホなどの液晶画面から映像や画像を見る時に、問題とされる事が多いのが「ブルーライト」です。ブルーライトとは、その名の通り青い光です。人が見る光の中で波長が長くエネルギーが強いことが特徴とされています。その為、人体に影響があるのではないかと連想させてしまう側面もあるかもしれません。ブルーライトは、目が悪くなるとか、子供の目の発育に悪影響があるといった記事を見ることがありますが、今のところ、ブルーライトが目に悪影響を及ぼすといった科学的根拠は発表されていません。スマホが世に出回り始めてから、まだ20年も経っていないので、将来的にはどのような影響があるかは未知数ではありますが、日常的に浴びている太陽光にも含まれるブルーライトであり、スマホから発するブルーライトは、現状の情報では直接的な目への影響はない事が有力となります。目が悪くなるとか、失明するといった情報が一時期、目にする事がありましたが、実際にはブルーライトの影響というよりは、スマホの使い方だと考えられます。
スマホの使い方による目へのリスク
外遊びで体を動かす事でも、室内でスマホを使用することでも、実際にはどんな事であっても、リスクはあります。外で過ごせば、車の事故に巻き込まれるかもしれませんし、蜂に刺されるかもしれない。自転車を乗る練習をしていれば転ぶ事もありますし、鉄棒の練習をすれば落ちる事もあるかもしれません。ほとんどの物事にはリスクがあるのは当然で、リスクを回避する方法や経験を積むことで、色々と出来る事が増えます。同じように、スマホを使えば目が悪くなる可能性があるといった、リスクを伴います。
一日中スマホを使っていれば目は疲れますし、暗い環境、スマホの画面に近づいて見る、集中しすぎるといったスマホの使い方で目の負担への影響は異なります。また、子供は自分の限界が分からなかったり、限度を決める事が不得意な場合もあるので、大人が調整してあげる必要があります。大人であっても、目が疲れているなと症状を感じていても、やらなきゃいけない仕事があったり、録り溜めたドラマを見れる時に連続で見たりして、分かっていても目に負担をかけてしまう事もあります。
綺麗な山や川、海を眺めているより、スマホを近距離で使っていれば目への負担があるのは当然で、目を使っていれば疲れます。何事も適度な休息が大切です。
現状では、スマホを使う事での「目」への影響は、スマホのブルーライトとかを心配するよりは、使い方や使用時間で、目への負担を気にかける事が大切となります。
小さな頃からスマートフォンを使うってどうなの?
子供にスマホを認識させるのは親ですし、育つ環境・空間を作るのは親です。その中で、子供が好きな事を見つけたり、嫌いな事や苦手なことを見つけていきます。子供はよく親を見ているので、親がスマホをよく利用していれば子供もスマホに興味が湧く可能性が高くなります。興味を持った事は可能な限り応援してあげたいのが親というもの。スマホに興味を持つ事で、子供の人生が変わるかもしれません!
ただ、スマホ限らずですが、どんな事でも良くも悪くも子供の人生に影響を与える可能性があるのが興味であり、知的好奇心ですので、どんな使い方が良くて、どんな使い方は気をつけようなど、ある程度の制限や教育をする事が親の役目でもあります。
私個人的には、スマホは自由に使いこなせば良いと思っています。スマホが生活必需品のように生活の一部として育った世代の人が親となった時には、子育ての時にスマホを使う機会は増える事が予想できます。逆に言えば、「私が小さい時はスマホなんて言うのは無くて、◯◯で育った!」という世代の人はスマホを使う事を嫌う傾向があるかもしれません。ただ、現在は良くも悪くも便利なモノやコトが増えましたので、それを上手に使って子育てが出来る事は、今を生きる人たちの特権でもあります。
スマホで子育てをする事で子供の可能性を広げる
リスクがあれば、メリットもあるという事で、スマホを使う事で良い影響についても考えたいと思います。当たり前となったスマホですが、スマホの凄さと言えば、タッチパネルの快適性、画質の良さ、通話・ビデオ通話も出来て、写真や動画も撮れるといった機能を持っています。それだけでも、スマホの無い時代からの変化は、劇的な変化です。ただ、やっぱり凄いなと思うのは、情報がどこでも取得出来て、日本各地から世界中と繋がる事ができる「繋がる」という部分だと思います。
使い方次第で、勉強や学ぶ機会に恵まれなかった地域の人はインターネットで、色々な情報を取り入れる事が出来て、人生が変わった人もいます。
youtubeで動画を見ることで、言葉を覚えたり、英語や外国語を学ぶ事も出来ます。喋りが上手な人から喋り方を学びコミュニケーション能力を伸ばしたり、動画を作ってみようという行動に繋がる事もあります。ゲームに興味を持てば、自分のやりたいゲームを作る事になるかもしれない。色々な情報を発信する事も出来ます。
近年教育の現場でもプログラミングが取り入れられ、ITを使う能力というのは必須となります。また、プログラミングに必要な能力として、プラグラミング言語がありますが、早いうちから触れていれば容易に扱える言語の一つでもあります。
ただ、一時の欲求を満たすためだけにスマホやタブレットを子供に与えるだけでなく、知的好奇心に繋がるような使い方や教え方をすることで、子供の可能性を一つ広げる可能性があるのも、スマホです。
便利で可能性も多く含むスマホではありますが、メリットが大きい分、リスクがあることも忘れずに使う必要があります。
目が悪くならない解決法はある?
目へのストレスを少なくすることが視力低下を防ぐ良い解決法の一つとなると思いますが、仕事から娯楽までを網羅した、スマホ、タブレットを使わずに現代を生きるという状況を築くのは、現実的で無いと思いますし、逆にストレスを抱え目以外の部分に影響を来す可能性もあります。私は医者では無いので、ズバリこれ!とは言い切れませんが、自分の今までの生活と子育てから得た経験談からアドバイスに繋がればと思います。
私の目の使い方
私は今現在35歳ですが、子供の頃から社会人までの視力検査は、1.2~1.5で、近々の視力検査でも両目1.2でした。かなり目が良い方です。子供の頃はゲームにハマり、時間が許す限り、親にバレない限り集中してやっていて、親に見つからないように、就寝後は布団の暗闇の中でゲームをしていた、少し異常だった時期もありました。それでも、目が悪くならなかった理由、今の子供の現状と照らし合わせて考えてみました!
・ぼやっと見てる
子育て中に、子供がテレビを見ていたりスマホを見ている場面を観察すると、半端じゃない集中力で画面を注視しています。凄い集中力だと思う反面、目が疲れるでしょ?と思う訳ですが、それに比べて私は、全体的にぼやっと見ている事に気づきました。ちゃんと見ていないだけかもしれませんが、「森を見て木を見ず、森も見えていれば空も視野に入っている」です。この方法は、子供に教えるのは難しい事ですので、大人向け案。大人には実践できるかも!これで目への負担は軽減されるハズ!
自分が目の良い人生となっている考察
私自身、目の医者でもなければ、目に詳しい博識な訳でもないですが、色々と物事を考察するタイプの人間です。そんな私が、今でも視力検査をすると1,0~1,5の間をキープしてきた事を考えてみました!
子育てをしていても、自分の生活を省みても、周りの人を見ても思うことは、1日の中でスマホを使っている時間が長い人が多いと思います。そして、私もその1人で、仕事ではパソコンを一日中使い、家ではスマホも使っているので、比較的、スマホやパソコンの液晶画面からの影響を結構受けている人種です。
更に先述の通り、私の小中学生時代はかなりゲームにハマっていました。親に叱られるのを避ける為に、早々と寝室にいき、布団の中で隠れてゲームをしていた時期もありますし。テレビゲーム、小型のゲーム機など、結構やり込んでいた自負があります。そんな目に負担がかかる生活をしていましたが、現実的には目が悪くなることも無かった訳です。遺伝や体質など、人それぞれに生活スタイル、環境は異なるので、人によって違うでしょと言ってしまえば元も子も無いので、私の経験談として読んで下さい。私的考察では、スマホの液晶が悪いとか、ブルーライトがと言うよりも「目の使い方」が重要なんだと思います!
目の使い方から考える
先述の色々な事を、ぼんやりとしか眺めていないと言うのは最近気づいた事で、子供の頃は、ゲームをするときは全集中で画面を見つめていましたし、テレビを見る時も「何も見逃さないぞ!」と言うスタンスで目を酷使していました。ただ、それ以外の時間帯は自然を眺める時間が豊富にありました。ど田舎育ちという環境もあり、空も綺麗で、山の緑も綺麗、綺麗な星空を眺めると言ったロマンティックな心意気も持ち、自然に恵まれた環境で育った事もあり、ぼんやりと遠くの自然を眺める事は多々ありました。と言うより好きな時間でした。
と言うゲームやテレビを見るときは、近い画面を全力で覗き込み、明るい環境でも暗い環境でも、必死に目を酷使し、気が向いた時には、遠くを見ると言う目の使い方だったと思います。こんな目の使い方というのが、意外と私の目には効果的だったようです。
子供の視力検査で気づいたこと
私の子供が4歳の時に、よくある「C」の空いている場所は、どこ?という視力検査をすると、ほとんど見えておらず。0.3くらいしか見えていませんでした。親としては結構びっくりして、目医者で診てもらったのですが、結果としては、「まだ、目の使い方が上手じゃないから、もう少し様子見ましょう!心配でしたら、また半年後くらいに検査しますか?」という感じでした。
ここから考えられた事は、テレビやスマホ、タブレットと言った、近くのものばかり見る機会が多い現代ですので、意外と遠くを見る機会って少ないなと、思いました。目の機能は、カメラのピント合わせと同じようなもので、ピントが合わないと良く見えず、ピントが合えばばっちし見える。近距離のものばかり見ていれば近距離は上手に見れるけど、中距離・遠距離はピント合わせが下手でよく見えない。という状況なんだと思います。だから、目のトレーニングをすれば、目が「良くなる」というよりは、目の「使い方が上手になる」と言った感じでしょうか。ってのが、しっくりと私の思考に収まったので、子供にも目のトレーニングとか、遠くのものを見たりとかして過ごしたら、視力回復しました!
遠くのものを見るってのは、結構大事だと思います。近くの物を見るっていう状態は、力んでいる状態、力を入れている状態な訳です。遠くを見るという状態は、力を抜いている状態。(遠くの物を全力で見ようとすると違う状態になってるかも。)何kmを先にある山を眺めたり、もっと遠くにある空を眺めたりするっていうのは、距離感も分からないものなのに、なんとなくピントがあってはっきり見える感覚は、結構目がリラックス出来ます(実体験)。
という私的考察ですので、どれだけの人に参考になるか分かりませんが、目が悪くなりそうな事を避けるというよりは、目を上手に使えるようになる事で、視力の低下を可能な限り抑えるという考え方の方が、今の時代は生きやすい気がします。
スマホが子供に及ぼすリスク
以上の文章から、スマホ自体が悪いものと嫌悪する必要は無いと思われた方も多いと思います。ただ、スマホから発するブルーライトが目にどれだけの影響を与えるかの化学的根拠は無いものの、まだスマホが普及してから数十年ですので、今後何かが発見される可能性もあります。また、ブルーライト自体は太陽からも発光されている光であり、人体への影響はあります。
ブルーライトの光を浴びる事で、体が朝だと認識し目覚め、太陽が沈みブルーライトを浴びなくなる事で夜と認識します。人間の体内時計に影響のあるブルーライトを、スマホなど液晶画面は人工的に発光していますので、夜でも朝でも24時間ブルーライトを浴びる可能性があり、体内時計を狂わせる可能性が高くなります。体内時計が狂う事で、寝れない、眠りが浅い、疲れが取れないといった睡眠障害に繋がる可能性があり、睡眠は発育にとても重要な要素ですので、子供の成長には影響がある事が考えられます。
根拠のない目への影響を心配するよりも、スマホの使用によるブルーライトを見る事で、子供の発育に影響が大きい「睡眠」という時間に悪影響を与えてしまうと認識していた方が良いと思います。睡眠という時間は、脳や体を育てる時間でもありますので、良い睡眠は、子供の発育に良い効果をもたらします。
食事や運動など、良い睡眠をとるには、他にも必要な事はありますが、スマホから発光するブルーライトという光が、朝と夜という体内時計を狂わせてしまう事に繋がりますので、使う時間帯や使用時間に注意が必要です。
根拠なくスマホを使う子育てに罪悪感を抱いてしまう場合
スマホは絶対に使わしたくない!とか、極力減らしたいとか、それぞれの家庭、両親の子育てへの方針はあると思います。その方針通りに子育てが出来れば、悩む事も少ないかもしれませんが、思い通りに行かないのが「子育て」です。また、当たり前の事ですが、子育ての方法は子育てに関わっている人の数だけ無数に存在します。例えば、自分の子育てはスマホを絶対使わないとして、スマホに触れる機会を無くした方法を実践していたとしても、友達や友達家族、日常的に会う人がスマホを頻繁に利用していれば、子供のスマホに触れる機会は増えますし、興味を持つ可能性も高くなります。
スマホが普及した現代では、スマホを使わない子育てをしていても、それ以上に周りの子供や大人、友達や知り合いなど、多くの人と関わりを持つ事も子育ての一つです。しかし、多くの人と関われば関わる程、スマホに触れる機会を持ち、興味を持つ可能性が増える事も事実です。
周りの人から言われて悩む時
子育てでスマホを使う事に嫌悪感を持つ人もいて、「そんな無機物なスマホで遊ばせるなんて、親としてどうなの?」「スマホを使わせる時間があるなら、もっと子供との時間を作ってあげなさい!」とかの声を聞くこともあります。他にも、「子供の頃からスマホなんて使って、どうなっちゃうのこの子は!」という、スマホへの根拠も理解も無い、ただ「スマホを使うことは悪だ」という決めつけな考えなんだろうなと取れる人もいます。これはママやパパというよりは、その周りにいる人からの声ですので、周りの目や声を気にして、悩んでしまうケースです。
確かに、そうなのかもしれません。スマホを使うよりもっと良い方法があるかもしれない、正解が無いのも子育てです。それでも、ママもパパも頼ってしまう時があるのは当然です。上手にスマホを使っていけば良いと思います。
周りの人から言われて悩んでしまう場合には、実際には周りの人の気遣いが足りない事が、問題なんだと思います。子育てという時間に尽力しているママやパパを悩ませてしまう、心配させてしまうと言った、ストレスを与える言い方や伝え方は良く無い。子供は、ママやパパと一緒にいる時間が大切で、その時は、元気で余裕のあるママとパパであることが1番だと思います。そんな子供が大好きなママやパパに悩みや不安を与えるのではなく、一緒に良い方法を考えたり、元気にしたり、余裕を作ってあげられる人が、周りにいて欲しいものです。
自己嫌悪になって悩む時
子供を大事に思えばこそ、スマホを使う事に罪悪感を持ってしまうママやパパもいると思います。家事をして仕事して、子供と遊んでなどなど、子育て最中にやることはたくさんありますので、疲れは溜まっていきます。ママやパパも鉄人では無いので、休息も必要です。スマホの使い方で目への負担は下げられますし、スマホを使う事のリスクはママやパパが管理することで、軽減することが可能です。
スマホを使わない!という事を最大優先事項としてしまうと、使ってしまった時に落ち込んでしまう原因となります。使った時の対策や、一日スマホは何分にしようなど、使う事を前提として、スマホを上手に使う事が良いと思います。子育ての考え方が間違っていたり、もっと良い方法があるかもしれないと、柔軟に対応することも、これからの時代を生きていく一つのスキルとなるかもしれません。
まとめ
子供を大切に思えば思うほど、心配事や不安な事はたくさんあります。色々と考え出したらキリが無い子育てではありますが、良い面も悪い面もあるスマホを使った子育てですので、上手に付き合うのが得策だと思います。何事にもリスクが潜在しますので、リスクを毛嫌いするだけでなく、どのように向うかが重要となります。何はともあれ、ママやパパが元気でいることが、1番の良い子育てに繋がると思います。大変な事も多い子育てではありますが、幸せで楽しい時間があるのも子育て、どんな子供に育つのか、楽しみながら頑張りましょー!
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