退職代行サービスで退職を検討している人に朗報です。実は退職代行で退職することはメリットが多く、デメリットって意外と少ないんです。でも、退職代行を使うことを非常識だ!と否定する人も少なからず存在して、そうゆう人は一方的に考えを押し付けてきたり、人の気持ちを気にせず、弱みに漬け込んでくるタイプが多いので、落ち込んでしまいますよね。
それでも、冷静に考えてみると、退職代行を使って退職することは良いことだらけなんです。
なんとなく退職代行を使うことに、後ろめたさや申し訳なさを感じている人
退職代行を使うことで得られるメリットとデメリットが自分にとってどうなのか、冷静に判断できるようになります。
一般的な退職と退職代行を使った退職を比較しながら、メリットやデメリットを徹底解説します。
初めての退職や数回目の退職であっても慣れるものではなく、どうしても言い出しづらかったり、躊躇ってしまうのが退職ですよね。そんな時は、「なぜ会社をやめたいのか?」「なぜ退職代行を使おうと思ったのか?」という原点を見つめ直しましょう。その上で、退職代行を使うメリットとデメリットを冷静に判断することで、的確な退職の方法を選ぶことが出来ます。
退職代行の上手な使い方
退職代行に限らずですが、なにか行動を起こす時って不安材料となるデメリットに、なぜか目が入ってしまいますよね。ネガティブ要素に気を取られて行動する力が無くなるという、負のルーティーンに陥ってしまいっている人も多いのではないでしょうか?
でも、安心してください。実はメリットが多いのが退職代行なんです!
退職代行のメリット6選
一般的には、退職希望者本人が会社に「退職の意思の表示」「退職届の提出」をすることで、退職の工程がスタートします。退職を言い出しにくい職場環境、退職の手続きが苦手な人にとっては、1番のメリットとなります。
退職代行の最大のメリットだよね。
退職の際に生じるプレッシャーやストレスが無いのは、かなり嬉しい!
民法627条「雇用は解約の申入れの日から2週間を経過することによって終了」に則り、退職の手続きを代行する訳ですが、2週間分の有給が残っていれば、会社に行かずにやめられることが可能です。状況によりますが、引き継ぎも不要となります。(厚生労働省 民法第627条)
逆に有給が残っていない場合には、即日退職が出来なくて、気まずい期間になりそうだから、有給の数を計算しておいた方がよりストレスフリーな退職が出来そうだね!
退職代行の相場は3万円〜5万円ですので、有給を消化することで退職代行費用分が見込めます。また、ボーナスのタイミングを見計らって退職をすることで、有給+ボーナスを得られます。考え方ではありますが、ストレスなく退職ができて、有給を使いボーナスの支払いが受けられる事は、経済的にもメンタル的にも大きなメリットです。
*有給やボーナスの交渉には注意が必要→メリット4で解説。
有給消化を使うことも、働いた分のボーナスを貰う事も、労働者の権利だから、働いた対価に後ろめたさを感じないで!
退職代行の大きなメリットの一つは、退職に関する希望を伝えられることです。例えば、
・有給の消化について
・退職時期について
・ボーナスの支払いについて
・離職票について
など、退職時には色々と手続きや労働者が使える権利があります。
一般的な退職方法とされる、本人と会社の直接のやり取りの場合に起き得る、希望の条件が有耶無耶にされたり、上手く伝えられなかったりと、希望の条件を正確に伝えられず、色々と諦めるリスクから回避が出来ます。ただし、
「会社と交渉ができるのは、資格を持った弁護士または労働組合のみ」
ですので、依頼する退職代行に会社との交渉をする資格を持っているのかどうかを必ず確認しましょう!
退職代行選びの決め手は「会社と交渉ができる資格があるのかどうか」だね!
退職前後の計画が立てられる
退職代行を使う事で、希望の日程通りに退職が出来ますので、退職前後の計画が立てられます。ストレス社会で生きる現代人ですので、しっかりと休養することも大切です。
一般的な退職方法の、会社と本人との直接のやり取りだと、どうしても断れなかったり、押し切れなかったりと、人の良さが出てしまい希望通りに行かなかったり、妥協したり、直接のやり取りで生じるプレッシャーやストレスが、退職代行が引き受けてくれます。
予定や希望通りに行かないことだらけの社会人で、唯一希望が叶うかもしれない。
徐々に認知度と利用率、検討している人が増えてきた注目の「退職代行」ですので、業者も増えてきました。業者ごとにサービスの内容は異なりますが、退職後の転職や失業保険の手続きなどのアフターフォローのサービスも提供している場合には、嬉しい特典です。
アフタフォローもしっかりしてると安心して利用できるね!
・会社を辞める時のストレスや不安が無くなる
・直接やり取りをしなくて、会社に行かなくても良い
・退職の希望内容を代行してくれる
・代行費用は有給やボーナスで賄える
・必ず辞められる
メリットの恩恵は大きく、会社を辞めたいのに言い出せずに辞められないという方には特におすすめですし、何かしら辞められない理由が邪魔をしている場合にも、検討して損は無いと思います。
ですが、どんなことでもメリットだけでは無いのも事実です。デメリットを踏まえて検討することで、失敗のない退職が実現します。
退職代行の気を付けるべきポイント
上手に活用することで、メリットが大きい退職代行ですが、デメリットももちろんあります。一般的な退職の方法は、
・退職の旨を会社、上司に伝え、退職届を提出する
・退職時期の相談、決定
・仕事の引き継ぎ
・社内、関係者への挨拶
・各種保険や離職票など必要な手続きのやり取り
以上の内容を会社と直接やり取りする事が、多くの人の認識となっています。退職代行は一般的な退職の方法とは異なりますので、退職代行を知らない人や理解できない人からすると、「非常識だ」と非難され人間関係が悪化する可能性があります。ただし、ルールに則った上での退職となりますので、悪いことをしている訳ではありません。
退職代行を否定する人がいるのも事実で、人間関係の悪化に心配や不安を抱いている人には最大の悩みにもなります。退職代行が否定される理由を知ることで、不安や悩みも少し解消されると思います。「退職代行が非常識と言われてしまう理由」はこちらの記事をお読みください。
退職代行のデメリット4選
一般的な退職であれば、費用はかかりませんのでデメリットとなります。
ですが、メリットでもある有給やタイミングによってはボーナスの受け取りの交渉も代行してもらう事で、支払うメリットもあります。
退職代行を使う人は「即日退職」の目的が高いです。
即日退職は、会社の上司や同僚に挨拶する事なく退職となりますので、退職代行の利用に理解がない人からすると、関係性は悪くなることが予測できます。
一般的な円満退社とは異なりますが、退職代行の円満退職の方法を解説していますので、詳しくはこちらの記事をお読み下さい。
どの業界にも残念ながら存在する悪徳業者に注意してください。必ずしも悪徳業者とは言い切れませんが、
・支払ってから連絡が取れない
・交渉資格が無く、何もしてくれなかった
という場合には、状況が分からず会社にもあなたにも迷惑がかかる可能性がありますので、慎重に退職代行の依頼先を選びましょう。
稀なケースではありますが、会社に重大な損失が生まれ、その責任が明確な場合には、損害賠償を請求される場合がありますので、注意が必要です。
または、会社が見込んでいた利益が無断欠勤や退職により明白な場合にも注意が必要です。会社をやめると決めた時には、無責任な行動はNGです。
退職代行を使うことでトラブルに発展してしまっては、退職以前に元も子もありません。退職代行を使う注意点は、詳しくはこちらからお読みください。
退職代行のデメリットは防ぐことができたり、メリットで補えることがほとんどですので、メリットとデメリットを見比べて、退職代行を使うか検討することがおすすめです。
ただし、「人間関係」を最重視する場合には、退職代行はおすすめではありません。
退職代行に理解がある人もいれば、否定的な人もいますし、実際にはどう思っているのかちゃんと理解するのが難しいのも人間関係です。その人間関係が物事の選択の優先順位1位の場合には、退職代行を使うことは、控えた方が得策かもしれません。
退職代行を上手に使えば良いことだらけ
退職代行のメリットである、希望の退職内容を代行することは、退職のやり取りで悩む時間が無くなり、ストレスの軽減になります。そして、時間にも余裕が生まれますので、今後の転職や生き方やゆっくりと休息する時間を確保できます。
対して、デメリットとなるトラブルのリスクや人間関係の悪化の可能性もありますので、安心して依頼できる退職代行を見つけることが、重要なポイントとなります。
・メリットとデメリットを踏まえて退職代行を考える
・信頼して依頼できる退職代行を調べる
以上を踏まえて、退職代行を使うことができれば、ストレスなく退職することができます。
コメント