生きるのに疲れてしまった時、みなさんはどうしてますか?このページに辿り着いた人は、「もう、つらい」と疲れ切ってしまっている人だと思います。生きるのに疲れたという悩みは、軽傷から重症まであります。更に人それぞれの感性に委ねられるので、同じ悩みの内容でも軽症で済む人もいれば、重症化してしまう人もいます。だから、本当に理解されることは難しくて、辛いんです。
この記事では、「生きるの疲れた」という時に、
・悩みを相談した事で更に凹んでしまった失敗例
・悩みを相談できなかった事での失敗例
・著者の実際の経験談
から、結局どうすれば良いのか?解決策なんてあるのか?という悩みの解決策を徹底解説していきます。
結論として、
「悩みの原因を少しでも理解して、漠然と悩みの闇に浸らない」
という考え方ができる事が、悩みの解決方法です。
その為には、
①悩みを書き出す
②悩みの原因を分解し言語化する
③悩みの原因を斜に構えて捉える
の3つの事をすることで、闇の中からの一歩を踏み出せます。闇の中にいても一歩だけでも進めば景色が変わります。小さな一歩でも、前に進むことが結構大事だったりしますという方法を実体験から解説します。
そんな、「私だって(俺だって)悩まなくて済むなら悩みたくねーよ」という方ほど、読み進めてください。文章をただつらつらと読む時間は「他の事を考えなくて済むストレスフリーの時間」にもなりますので、ただ読み進めていくだけでも、悩みやストレスから少し離れられる時間になります。そんな時間は情報過多で必要なことから不要なことまでつい考えてしまう日々の中では凄く貴重な時間になります。
悩んでいる人ほど「良い人」が多い
生き方も経験してきた事も、性格も見た目も考え方も違うのが人間ですよね。だから、似たようなタイプの人がいても、なんでもかんでも分かり合えないのが世の常です。悩みを気軽に相談できる性格であれば良いですが、誰しもがそうではありませんよね。
・こんな悩み相談したら重いよね、困るよね、、、引くよね
・もっと大変な状況で頑張っている人もいるから、頑張らなきゃ
・人の悩みなんて聞きたく無いよな、、、
と、悩みを抱え込んでいる人は、周りに気遣ったり、自分なんかがおこがましいと、なかなか気持ちを伝えられなかったり、自分を犠牲にして頑張ってしまう人が多いです。
悩んでいたり、辛い思いをしている人の共通点は「良い人」です。
それは性格だったり、その人の性質なので、なかなか変えることって大変です。というより、悩みたい人なんてそもそも居ないので、考え方とか性格を変えられるなら、直ぐにでも変えて悩みから解放されて、気楽に生きたいですよね。
「この仕事やっておいて!」
「これお願いね、今週中に宜しく」
「あれはどうなってる?」
と、真面目で断らないという温和な性格に漬け込んで、無茶振りをされてしまっている人も多いのでは無いでしょうか?こんな状況が原因で、仕事に追われる時間が増え、残業時間も増えれば自分の時間も失います。このような、頑張っても頑張っても終わりの見えない無限ループに迷い込んでしまっている人も多いと思います。
終わりやゴールが見えていないとオンオフの切り替えが出来ず、精神を擦り減らしてしまいます。命を消耗しているような状態です。
(まさに、ライフ オア トリート)
この状態の場合、仕事が辛い・忙しすぎる・嫌だという状況を、仕事終わりの時間でやっと「仕事」から一旦解放されます。ただ、仕事の環境は変わらないので「明日も仕事か、、、」「仕事行きたくない、、、」という負の呪いにかけられている状態ですので、仕事が終わっても、家に帰宅しても「呪いの効果」は持続していますよね。これは、かなり、しんどいです。
日々の仕事や人間関係、不平等な社会に疲弊
仕事がつらい、忙しすぎる、嫌だと言う状況から一旦解放
会社から離れて帰宅しても
「明日も仕事か、、、」
「仕事行きたくない、、、」
と、常に頭のどこかには仕事の事を考えてしまう。
この状態が続くのは、辛いですよね。オンオフが無くて、ずっとエネルギーを消耗し続けている状態。どれだけHPがあっても足りません。消耗線はつらい忍耐戦。
仕事を例にして挙げましたが、人間関係全般において、「控えめな良い人」が辛い思いをすることが多いです。逆に「怖い人」「めんどくさい人」と言った人には、仕事の能力は関係なく「あの人は仕方がない」「あの人はああいう人だから気にするな」と、何故か優遇されます。めんどくさいキャラ、関わりたくないキャラは、ある意味勝ちでもありますよね。
または「デキる人」は、上手く逃げれたり、完璧にこなしたりと良くも悪くも、上手にその場を快適に過ごす最適解の判断能力値がレベチです。羨ましいけど、人生一周目の僕たちには難しいかもしれません。
というように、色々な人が存在するのが社会ですが、その中でも「良い人」ほど損をする事が多いですよね。
だからと言って、良い人を卒業して臨機応変に柔軟に狡賢く生きる必要はありません。何故なら、人には向き不向きがありますし、性格を変えるというのは、無理をしている状態になるので想像以上のエネルギー消費、ストレスの原因になるので、心臓を捧げよの覚悟がない限りおすすめしません。
悩みの相談相手を間違えると即死
悩みを相談するのが苦手だったり、思っていることを伝えるのが苦手だったとしても、何かしら思いを放出した経験はあると思います。それが、対人の場合もあれば、誰かも分からないネット上のオンライン、または枕に向かって発散したりすると思います。
そんな悶々と毎日抱えている暗い闇のような悩みを誰かに伝えることで、スッキリすることもあれば、「言わなきゃ良かった」と後悔という新たな悩みがのしかかってしまった経験がある人も多いと思います。それは悩みの内容以前に、「誰かに悩みを相談する」という行動自体がハードルが高くて、かなりのエネルギーを消耗してしまうからです。
悩みを相談するというハードルを乗り越えたのに、相手を間違えてしまうと更に心をズタボロにされて会心の一撃を喰らう事に繋がります。それでは、心が持ちませんよね。相談する時ほど注意が必要です。
対人に相談した時の失敗例
「もう、誰かに話を聞いてもらわなきゃ、耐えられない!」
「でも、誰に話せば良いか分からない!」
という、どうにもならない葛藤を乗り越えて、意を決して誰かに相談した時に「話さなければ良かった、、、」と後悔してしまった経験がある人もいると思います。
「え、重すぎて無理だ」
「この人、こんな感じの人だったのか」
「ちょっと無理だわー」
「知らねーよ、そんな時間無いんだけど」
と、口では言わなくても、なんとなく空気感で伝わってくる事ってありますよね。例えそれが思い込みであったとしても、話す内容に勇気がいる事ほど、相手の態度次第では話したことで、より後悔して悪循環に陥ってしまう事もあります。
毎日健気に頑張れば頑張るほどに、本当の自分の姿と仮面を被って頑張っている状態の自分のギャップが大きくなってしまいます。それは自分だけでなく、周りの人も「こんな感じの人」とイメージを持っているので、いざ真剣な悩みをすると状況によっては引かれてしまう事もあります。
それは、仲が良かったり良い距離感の人ほど、引かれるのは怖い事でもありますので、勇気がいりますよね。結果として、相談したことで、今までの関係がギクシャクしてしまうリスクを考えて、相談しないという決断をして、更に悩みを重症化させてしまう事に繋がる原因でもあります。
正論なんて求めちゃいねー
相談相手を間違えた代表的な失敗例は、正論を突きつけられる事ですよね。
「仕事なんだから、そんなこと言ってもしょうがない」
「それは社会人として、甘いよ」
「もっと頑張っている人はいるよ」
「周りの迷惑考えたことある?自分本位な考え方辞めようね」
という正論のような「もっともらしい」ことを、振りかざしてマウントを取ってくる人っていますよね。正論ほどつまらない回答は無いですし、悩んでいる人にとっては苦しいだけでしかありません。けど、こういう人って結構多いです。単純に相談した相手も余裕が無い事も考えられますが、
多くの場合は、根本的に相談されることに慣れていないからです。
なぜなら、真剣に悩んで頑張って頑張って「生きるの疲れた、、、」と疲れ切ってしまっている人は、そもそも悩みを抱え込んで誰かに相談することが少ないからです。なので、相談される側も経験の少ない相談案件となりますので、対応できる人なんてそもそも少ないんです。だから、期待すると損をします。
だから、相談したアンサーが「一方的に思いを伝えたり」「正論を振りかざしてきたり」、武勇伝やくだらない常識に当てはめて論破した気分になって自分に酔いしれてしまう人が多いんです。
だから意を決して、相談したとしても、「話して良かった!」となることって実は少ないんです。
オンラインで相談した失敗例
正論らしいことを突きつけてくる「そんなアンサー求めてねぇ!」という相談相手の不適合者は、ネット上だと更に多くなります。これは、ユーザー数が尋常じゃないというインターネットの革新による人数の絶対値の違いが要因ですが、それ以上に名前、どんな人かも分からない匿名の状況ほど、言いたいことを言い散らかす人が多いです。相談してなくてもSNSなどの、コメントや揚げ足をとって、言いたい事を言うだけの人もいますよね。
ただ、そういう人達ほど心が病んでいます。なので、ストレス発散の捌け口としても利用しているんですよね。なので、相手のことも自分のことも知らない状況で誹謗中傷ができる人には、
「良かった、少しはストレス発散できたのかな?でも、本当は良い人なんだよね。私の為に文章を読んで、コメントを考える時間を作ってくれたんだもんね。」と余裕のある紳士な心持ちで見守ってあげましょう。
ですが、謎の誹謗中傷や無数の罵詈雑言を気にも留めないメンタルがあれば、多くの人に相談できる場でもありますので、本当に心優しい豊かな相談してよかったーと思える人と出会える可能性もあります。
ですが、落ち込んでいたり、悩みの闇で迷子になっている時ほど、雑音が耳に入ってきてしまうものです。人はそういうシステムで、悩みを解決したい!と言う時には、ポジティブで元気になる情報を得たいはずですが、実際にはネガティブ情報を見ては「やっぱ、私なんかダメだ」と、マイナスで不安材料を集めてしまう収集癖がありますので、おすすめは出来ません。
だから余計に相談するという選択肢が、選ばれなくなってしまって、余計に悩みを抱え込む負のルーティーンに陥ってしまうんですよね。
相談しないのは終わりの見えない延命治療
「相談する相手がいない」だったり、相談したことの失敗のリスクの経験や想像をして、相談することを諦めている事が多いと思います。相談をしないと言う判断はありだと思います。ですが、「生きるの疲れた」と言う状況の場合には、
・気分は漆黒の闇の中
・ただならぬ疲労感
・なんかやる気が出ない
・なーんにもしたくない
といった何かしら生活に支障が出ている可能性があって、悩みやストレスを日々蓄積していることが考えられます。
悩みやストレスの容器には限界があるので、定期的に吐き出さないと溢れてしまいます。溢れたことに気づかずにいると、周りにも浸水してしまっているかもしれません。悩みやストレスを抱え溜め込みすぎると、自分にも影響が出ますし、誰かにも影響が出てしまう危険があります。
悩みやストレスは誰しもが抱えるものですので、軽減したり捌け口を作ったりと、何かしらの対策が必要になります。
顔がどん底で生気を失ったような表情とオーラを纏っていては、
- 素敵な恋人と出会っていた機会を逃している可能性もあります。
- 無邪気な笑顔に癒される目の前の子供に気づいていないかもしれません。
- 日本特有の四季の景色の美しさに気づいていないかもしれません
- 没頭してしまう趣味に出会う機会に気づかず、人生を消費してしまっているかもしれない
- 自分の今いる現状がおかしい事に気付けないかもしれない
- 気づいた時には健康を害しているかもしれない
- 友達や仲間が出来る機会を見逃しているかもしれない
- 家族の大事な瞬間を見逃しているかもしれない
「生きるの疲れた」と言う状態に陥っている場合には、周りが見えなくなっていて自分の事も見えなくなって、ただ一生懸命に生きてしまっている場合があります。そんな時は、色々な事に気付けない状態でもあります。
僕自身も「生きるの疲れたな」「どうでも良いや」と過ごした時があります。「生きるの疲れた」と言う感情の真っ只中にいる時は、考えられていませんでしたが、今となって思う事は、失っていること多い!勿体無い時間だったな!と思います。だからと言って、後悔はしていません。と言うより、過去の出来事は後悔のしようがありませんよね。
そんな僕が「生きるの疲れた」の呪いの無限ループから抜け出した方法を解説します。
最善策は全てを捨てること
これは僕の結果論であって、誰しもが出来ることでは無いと思います。日常を生きている限り、
・家族や誰かとの関わり
・生活するのに必要なお金
・会社での立ち位置
・逃げることへの罪悪感
・転職先や後々の生活基盤
・生活水準の破壊への恐怖
などなど、色々な事が絡み合って、現状の環境を捨てると言う決断は、なかなか難しい事です。また、決断をしようとすると今度は不安と言うストレスと向き合う事になり、なかなか踏み出せないのが現実だと思います。あとは、今までの人間関係のしがらみなんてのもあります。
ですが、僕の場合には捨てることで、うまく行きました。
捨てることのメリットとデメリット
捨てると言うのは、悩みの原因から解放される事です。僕の場合には、仕事を辞めました。人によっては、学校やグループ、住んでいる地域など、悩みの原因は多岐に渡ると思います。悩みの原因が分かっている場合には、その原因から離れることでより何に悩んでいたかが明確になります。
仕事を辞めたメリット
憂鬱の原因となっていた仕事との関係を断つことでの、解放感はエグいです。単純にストレス発散度が高くて、スッキリします。
これだけでも、闇から抜け出せた気持ちになれます。ただ、疲弊し切っている事は確かなので、休息の期間をしっかりと取って、解放された状態で普通に生活して、自分や周りを見つめ直す時間が大切です。
- 冷静に自分を見れる状態になる
僕は最初に「めちゃめちゃ疲れていた」と言うことに気づきました。仕事行きたいくないと言う気持ちの反面、なんだかんだ真面目に働いてしまうように調教されていたので、緊張感やプレッシャーからなんとか仕事をしていた訳ですが、睡眠がちゃんと取れていなかった事に気づきました。ちゃんと寝れます。ストレスが無いせいか、少しの睡眠でも回復力が上がります。 - 身だしなみの低下に気づく
髪型や服のセンスなど、見た目に気遣う心をいつの間にか失っていて、ただ仕事をする人に成り下がり、人生を楽しむ遊び心を失っていた事に気づきます。
身だしなみに欠き、死んだような魚の目で毎日仕事をしてるだけのおじさんに、良い出会いもなければ、話しかけようと思われる事も無く、自ら殻に閉じこもっていた事に気づきました。こんな状態では、救いの手を差し伸べてくれる人も話しかけづらいですよね。
ここが結構重要です。人は同じ過ちを繰り返す生き物です。なので、闇の中で「生きるの疲れた」となっていた時の自分を振り返り、悩みの原因を考える必要があります。これをしないと、記憶喪失?ってぐらい同じ時間を繰り返してしまう事に繋がります。まだ、「呪いの効果」が継続していることを忘れないようにしましょう。
悩みの原因解明については、闇からの脱却の重要ポイントとなるので、次章で解説します。
仕事を辞めたデメリット
やはり、お金問題です。仕事を辞めると収入が止まりますので、単純に焦ります。
家賃や光熱費、生活費などライフラインとなりますので、死活問題です。なので、焦って次の就職先を急いで決めてしまいたい気持ちに駆られます。ですが、
仕事を辞めて、悩みから解放された後の直ぐの転職は絶対禁止!
状況によりやむ負えない場合もあると思いますが、「生きるの疲れた」と頑張り過ぎて疲弊し切った状態ですので、休息期間が必要です。そして、しっかりと悩みの原因を振り返る期間を作ることで、悩みの耐性や免疫を頭で作ることができます。これをしないと、また同じ苦しみを味わう可能性が高くなります。
仕事辞めたいけど、辞めれない
仕事を辞める時に、罪悪感から辞めることに躊躇してしまう事もありますよね。
または、退職を先延ばしにされたり、有休消化や退職日などで揉めてしまう事もあります。辞めるときでさえ、悩みやストレスの原因を作り出す事があります。
結論としては、円満退社が理想ですが、どうなっても、
有休消化をしっかり使って退職しましょう!
有休消化期間があることで、お金の不安も軽減されますし、休息期間にもなります。退職を会社とやり取りする中で、申し訳ない気持ちであったり、罪悪感や会社の態度で、悪条件での退職となってしまうケースも聞きますが、次の準備をするためにも踏ん張る必要がある場面です。
他にも、転職する場合には前職の云々など、不安の材料となる事がありますが、長くなってしまうので、退職については改めて記事を書かせていただきます!
悩みを解決する3つのコト
仕事を辞めると言う捨てると言う決断は、僕のケースでもありますので、参考になりそうだなと言う人は参考にしてみて頂ければと思います。特に悩みで疲弊している時には退職すると言う行動に移すのも億劫になってしまいますので、仕事を辞める決断をした人も、そうでない人も
まずは、悩みの原因解明をしてみましょう!
悩みの原因を少しでも知ることが、悩みの沼から抜け出す近道になります。悩みの原因が分からずに「嫌だな」「生きるの疲れたな」と言う感情に支配されている時は、抜け出す方法が分からないまま、漠然と悩みという沼にハマっている状態です。
実は悩みの原因を知る事は、相談した時の失敗を回避するのにも役立ちます。
漠然と悩みの沼に浸っている時の状態だと、相談された側も困惑してしまう事にも繋がり、
え、重すぎるんだけど、、、
結局、何に悩んでるの?
と、相手が引いてしまう状況に陥ってしまう危険性がありますが、自分で少し悩みの種を理解していることで、共感する部分が増え、親身に相談に乗ってもらえる可能性に繋がります。
また、悩みの種を理解することで、相談しなくても、自分の中で悩みや不安のストレスをコントロールできるようになります。
悩みの原因解明の方法
悩みを書き出す
気持ちが滅入る時を思い出し書き出します。
大きく分けて仕事の場合には2つが代表的な原因となります。
- 人間関係(上司や同僚、職場の人とのやり取りなど)
- 仕事の業務内容(やりたくない仕事、キャパオーバーの状況での無茶振りなど)
他にも、思い当たる嫌な原因を赤裸々に書き出しましょう。自分だけしか見ないので、思いの丈をぶちまけましょう。
悩みの原因を分解し言語化する
①上司の〇〇が怖い・嫌い
②同僚の〇〇がいるだけで憂鬱になる
①上司の〇〇が怖い・嫌い
→高圧的で理不尽、怖くて逆らえないから
②同僚の〇〇がいるだけで憂鬱になる
→嫌味や陰口を言われて、精神が磨耗するから
①上司の〇〇が怖い・嫌い
→高圧的で理不尽、怖くて逆らえないから
→4月にミスした事で、異常なほど怒られて、人格否定までされたから
②同僚の〇〇がいるだけで憂鬱になる
→嫌味や陰口を言われて、精神が磨耗するから
→仕事中にみんなの前で一方的に説教されたから
①上司の〇〇が怖い・嫌い
→高圧的で理不尽、怖くて逆らえないから
→4月にミスした事で、異常なほど怒られて、人格否定までされたから
→恐怖と嫌悪感から仕事にいない時ですら思い出してしまって落ち込むから
②同僚の〇〇がいるだけで憂鬱になる
→嫌味や陰口を言われて、精神が磨耗するから
→仕事中にみんなの前で一方的に説教されたから
→私はこういう人とレッテルを貼られて、人格を決めつけられてしまって立場が無い状態にされたから
と言う感じで、「それはなぜか?」を最低でも5回以上出来る限り繰り返します。この「それはなぜか?」と悩みの原因と向き合うことで、漠然とした悩みだった闇が、少しづつ言語され、頭の中が整理されます。
ここで注意点なのは、書き出してある程度「嫌」な原因が見えてきたら、その言語化された言葉に真剣に向き合わない事です。真剣に向き合うのは絶対NGです。
なぜなら、真剣に向き合えば向き合うほどに、【正論なんて求めちゃいねー】の章でご紹介した、相談相手の失敗例の正論を突きつけてくる、勘違い野郎と同じ問答を自分でしてしまう危険性があるからです。
ほとんどの人は真面目で良い人なので、「やっぱ自分に責任があるよね」と自責してしまうケースが多いです。自責して改めて根性を入れ直して努力して、見返してやる!とやる気スイッチが入る、向上心の塊みたいな素敵な思考の持ち主であれば良いですが、誰しもそんなに強くありません。
嫌なことを言われれば落ち込むし、凹みます。凹めばやる気も無くなるし、滅入る時だってあります。
なので、真剣に真正面から悩みと向き合わずに斜に構えるくらいが丁度良いです。それが、悩みの解決策の一つの手段になります。
悩みの原因には斜に構えて分析する
例えば、
①上司の〇〇が怖い・嫌い
→高圧的で理不尽、怖くて逆らえないから
→4月にミスした事で、異常なほど怒られて、人格否定までされたから
→恐怖と嫌悪感から仕事にいない時ですら思い出してしまって落ち込むから
と言う悩みであれば、
ミスした事が原因で、上司を怒らせてしまった自分にも責任があるから、社会人としてミスのない仕事を徹底しよう!
苦手意識は自分が蒔いた種だから、上司の本当の姿では無いかもしれない。上司という立場上、嫌な役回りをしているのかもしれない。苦手意識を克服して、職場の環境が少しでも良くなる為に、腹割って向き合って分かり合う機会を設けよう!
はNGです。会社にとって、前向きで凄く良い部下であるかもしれませんが、誰しもミスはする事であって、その管理をするのが上司であって、責任を取る立場であるのも上司。立場も給与も優遇されているのも上司です。誰が悪いでもなく、ミスの起きにくい環境を作るのも上司の仕事でもあるので、恐怖で抑え込む教育は理に叶っていない無能な上司です。かといって、突然上司が改心したり、新しい上司に入れ替わったり、環境が一新されることが無いのも会社ですよね、なので、
あぁ、顔が生理的に無理なんだ。だから、怒られたらより嫌悪感が増して、恐怖心にすり替えて距離を取るようにしてるんだ!
と、斜に構えた脳内整理を自分の中でだけしておくと、漠然とした恐怖や嫌悪感による悩みから一歩進む事ができます。
「苦手だな」「嫌だな」と負の感情に支配されている時には、より苦手なイメージで相手を捉えてしまっています。でも、「なんで苦手なんだろ」と苦手な理由を分解し言語化してみる事で、正常な状態で相手を見ることが出来るようになります。同じ人間なので、正常な状態で相手を見れれば、たいした事ないです。
斜に構えるというのは、少し小馬鹿にした感覚で捉えるとイメージし易くなります。ただ、度が過ぎて相手の欠点や揚げ足ばかりに目が言ってしまうのは、人としての品性が崩壊しかねないので、気をつけましょう。
目的は、悩みや不安や恐怖といった負の感情に支配された視界から、少しづつ正常な視界に戻す事です。
コツとしては、「愛嬌を探す・愛嬌に置き換える」事がオススメです。愛嬌には負のイメージが無く、苦手や恐怖といった感情の対極にいるので、効果が高いです。
まとめ:悩みは理解されないことが多い
「生きるのに疲れた」というのは、誰しもがあることなのかもしれませんが、状況は人それぞれです。ある人にとっては、なんとも思わない悩みであっても、ある人にとっては死活問題であったりします。なので、理解されることのハードルって意外と高いです。
そして、悩む側に対して、相談を受ける側も基本的には不慣れな人が多く、なぜか不適合者の発言力が強く耳に届いてしまいます。
なので、まずは悩みを抱え込むのではなく、自分の中で少しでも理解することが、一歩進める鍵となります。気持ちが落ちて、何もやる気が出ない時には、なかなか気付けませんが、世の中には楽しいことや良い人もいるのは事実です。(僕の場合には、楽しいことの根源は自然です。)
悩みを解決する方法の一つの方法として、悩みの原因解明の方法を長々と書きましたが、実践してみてくださいね。書いている時間も「何かに没頭する時間」となり、ストレスフリーを体験できます。
必要なのは、紙とペンだけ!
文字を実際に書く方スッキリしますよ。
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